矢那瀬の石幢
矢那瀬の石幢
名称
やなせのせきどう
矢那瀬の石幢
所在地
長瀞町大字矢那瀬958
指定日
昭和30年11月1日
説明
六地蔵を刻した石灯籠形の重制石幢で、県下では室町時代の石幢の代表的なものとして知られている。石幢の始まりは平安時代末頃からで、六地蔵との習合は室町時代からと言われる。輪廻塔の車石は、後生車とも呼ばれ、南無阿弥陀仏の名号が彫られ、廻せば念仏を唱えたと同様で、死者の輪廻転生を救うという。
また、すぐ近くには 「榎の実ちるむくの羽音のはつ嵐」 という芭蕉の句碑がある。
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